ホームステイ体験が“探究の種”に

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ホームステイ体験を小学生の夏休み自由研究に繋げようと考えているはなし

はじめに:ホームステイを通じて「学びの夏休み」に

この夏、我が家にアメリカ・テキサス州から高校生の女の子がホームステイにやって来る予定です。 きっかけは、子どもたちにもっと英語や異文化に触れてほしいという思いからでした。

ですが、ただ楽しく過ごすだけで終わらせるのはもったいない。 せっかく夏休みに来てもらえるのなら、自由研究や体験学習としても深められないかと考えています。

今回は、小学5年生の娘の自由課題としてどのようにホームステイを繋げられるか、その構想を記録したいと思います。 あくまで親の構想であり、これから娘としっかり話合いたいと思ってます。まだまだ構想段階で今後変わる可能性もありますが、家庭でのちょっとした工夫で、ホームステイ体験が「学びの機会」になるのでは、という気づきの記録です。

テーマは「違い」から

約1か月間、一緒に生活する中で、食事や生活習慣など、いろいろなシーンで海外との違いを実感することになろうかと思います。そんな”ちがい”に着目し、外国の人にとってこのまちはどう見えているのか?暮らしやすいのかそうでないのか。

そこで「ホームステイを通して学んだわたしの町」 という方向性が浮かびました。

子どもなりの問いから、探究へ

自由研究の内容は大きく3つの柱に分けることを構想中

① ホームステイ生との会話から気づく「ちがい」

アメリカから来た子と一緒に過ごす中で、驚いたこと、面白かったこと、不思議に思ったことがたくさん出てくると想像してます。 たとえば、お風呂の入り方、靴を脱ぐ習慣、食べ物の好みなど。それらを記録し纏めるだけでも面白そうなのですが、その「ちがい」を楽しんだり、どうして違うのかを考えたりするなかで、「このまちに住む外国の人に、このまちはどう見えているのか?」を考えるきっかけになるかも。

② 市役所や学校でのヒアリング

娘と一緒に市役所や学校、外国人を雇用している企業などを訪問し、この町にはどんな国から来たどのくらいの外国人が暮らしていて、どんな支援を受けているのかをヒアリングできたらいいですよね。日本語支援の取り組みや課題などを聞けたらgood!

→「外国人が住みやすい町かどうか」という視点のきっかけになるかも

③ 街を歩いて観察してみる

街中を散歩しながら、英語の案内表示はどれくらいあるか、スーパーで外国の食材はどの程度売られているのか。レストランのお店のメニューに英語表記はあるかなどを観察。 意外と日本語だけの場所が多いことに気づくかも。

→「ここがもっとこうなったらいいのに」と自分なりの考えを持ってくれたら

ホームステイから「自分の町」を見つめ直す

この自由研究を通して、自分の町を、外からの視点で見たときに

  • 「この町のいいところは、〇〇なところ」
  • 「でも、英語がもっと書いてあれば、困らない人もいると思う」
  • 「今後外国人ともっとお話しできるように英語学習をがんばりたい」

そんな風に感じてもらうことができらたらいいですよね。

“ちがい”を知ることは、“わたし”や“まち”を知ることにつながる。 ホームステイという身近な異文化体験が、自由研究というかたちで深い学びになればと願ってます。

おわりに:家庭のなかでできる、探究の種まき

ホームステイは、外国語の練習や異文化体験だけではなく、子どもたちにとっては、「身近な当たり前を見直す」大きなきっかけにもなりそうです。

「どうしてこうなんだろう?」 「もっとこうだったら、暮らしやすいのに」

そんな小さな疑問こそが、自由研究にふさわしい“探究の芽”かな。 これからも、家族の中でそうした問いを大切に育てていけたらと思っています。

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